Figure-rise Standard 仮面ライダー龍騎

レビュー

仮面ライダー龍騎がFigure-rise standardよりキット化です。

  • 発売日:2021/4/17
  • 定価:4,730円(税込)
  • 登場作品:仮面ライダー龍騎

付属品はドラグレッダー、ドラグクロー、ハンドパーツ、シールドグリップ、交換用ジペットスレッド、アドベントカード、スタンドジョイント

いつもどおりFigure-rise standard共通スタンドと、今回はドラグレッダー用のスタンドが二つ付属します。

カードはアドベント、ファイナルベント、ソードベント、ストライクベント、ガードベントが付属。台紙も凝ったデザインです。

裏面もしっかりプリントされており、台紙の文字が鏡文字になっている徹底ぶりです。

余剰パーツ
ランナーの都合でドラグレッダーのボディの縁の金色部分は一つ余ります。また、スタンドのランナーから使用しないパーツは余剰となります。

シールは結構多め。ベルトや武器などの細かい部分やドラグレッダーのボディの模様は全てシールで再現となります。

龍騎本体
特に細すぎたりする部分もなく各部のバランスもよく優れたプロポーションです。
銀色の部分はエクストラフィニッシュですがギラつきが強く少しイメージとは違う気もします。

同シリーズのディケイドと比較。特にサイズの違和感などもありません。

龍騎系のフィギュアーツは持ってないので真骨彫のクウガと比較。
やはりアーツと並べるとFigure-riseはやや大きく感じますが別作品のライダーであればそこまで違和感は感じません。

バストアップ
頭部のレリーフはシールで色分けですがモールドはあります。
頭部のランプ、複眼はシールを貼っていないため沈んで見えますがクリアレッドです。

後頭部の銀色の三角もシールで色分けですがモールドもあります。

カードデッキのエンブレムはさすがにシールでの色分けですがモールドもあります。

カードデッキは抜き差しも可能。x

ドラグバイザーは銀一色でシールでの色分けになりますが、形状はしっかり再現されています。

カバーはスライドして展開できます。

可動範囲は全体的に最近のフィギュアライズライダー大きく変わりません。
肘、膝は画像程度まで曲がります。関節部分は肉抜きもなく見栄えがいいです。

腰の回転はバックルが干渉するため画像程度まで。

肩には引き出しギミックあり。

開脚は180°まで可能。

足首の接地性もかなり優秀です。

ドラゴンライダーキックの溜めポーズもしっかり決まります。

膝立ちも自然に可能です。

各関節の渋みもちょうどよくパンチやキックなどのポーズも難なく決まります。

同シリーズのディケイドに付属するパーツを使えばディケイドライバーを取り付けでき、ディケイド龍騎を再現できます。

ライドブッカーはギリギリ持たせることができますが、サイズがあっていないのでハンドパーツは指側が浮いた感じになります。

続いて本キットの目玉、ドラグレッダー。


全部で11のブロックからなりかなりの長さです。

各ブロックはボールジョイントで接続されており自由に動かすことができます。

龍騎と比べるとこのくらいのサイズ差です。

真っ直ぐに伸ばすと70cm以上。
撮影スペースに入りきらないので分割しています。

付属の2つのスタンドで浮かせて飾ることもできます。

スタンドは全てのブロックのボール受けの上下に板状のジョイントで接続します。

バランスを取るのがなかなか難しいのでポージングは限られそうです。

頭部アップ
ヒレの縁の銀色部分はパーツ分けで再現されています。
目や鼻筋の黒い部分はシールでの色分けになります。

正面から見るとやや細長い気もしますが、十分劇中に近いイメージで立体化されていると思います。

顎は開閉可能。
口の内部はシルバーで色分けされています。

ボディ側面の模様は全てシールでの色分けですが、モールドは入っています。

前足は付け根がボールジョイントで可動、手首にスイング軸があります。
腕の内側には目立つ肉抜きがあります。後ろ足も同様の構造です。

尻尾のドラグセイバーは付け根がボールジョイントで可動します。

続いて付属武器
ドラグクローはドラグレッダーの頭部とは別で専用のものが付属。
ドラグセイバー、ドラグシールドはドラグレッダーから取り外します。

ドラグセイバー
ドラグレッダーから取り外し、柄のジペッドスレッドを分離状態用のものに差し替えます。
刀身側面やエンブレム、持ち手部分の色分けはシールで再現です。

武器持ち手で安定して保持でき、サイズも違和感ありません。

グリップの長さが足りず両手持ちはできませんが、肩の可動範囲が広いので平手を添えてそれっぽく構えることはできます。

ドラグシールド
ドラグレッダーから取り外して装備しますが、ドラグレッダー状態の形状を優先しているのか、劇中で龍騎か装備しているものとは若干形状が異なります。

腕に装備する際はグリップを使用。

ドラグバイザーのグリップは逃すことができるので、左腕にも装備し劇中のようなダブルシールドも可能です。

肩のジペッドスレッドを突起状のものに交換し両肩に装備できます。

登場シーンはかなり少ないですが、印象的な装備なのでこれが再現できるのは嬉しいですね。

ドラグクロー
ドラグレッダーの頭部とは別で装備用のものが付属します。

ドラグレッダーの頭部と比較するとひと回り小さく、色分けも少なく顎も固定です。

パーツ割りも大味で中央に合わせ目が出ます。
口の中にまで合わせ目が出るのできちんと消すのはかなり面倒そうです。

腕には手首と交換して装備するので保持は安定しています。
サイズも違和感ないです。

ドラグレッダーとは別で付属するのでドラグクロファイヤーのシーンが再現できるのが嬉しいですね。

以下ポージングです。

変身直後の っしゃ!!のポーズ。
これやると一気に真司くん味が出ますね。

序盤でよくやってたジャンプからの切り下ろし。

ドラグクローファイヤー!

ファイナルベント

以上、Figure-rise standard 仮面ライダー龍騎のレビューでした。
Figure-riseライダー史上最大ボリュームのキットだけあり、ドラグレッダーや全ての装備が付属するのでとてつもないプレイバリューです。
流石にドラグレッダーや細部の色分けはシール頼みですが、造形やスタイルは文句なしの出来なのできちんと塗装するだけでかなりのクオリティになりそうです。自分が龍騎放送当時にボーイズトイで遊んでいた世代であることもあって大満足のキットでした。

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