
- 定価:6270円
- 登場作品:ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
- パイロット:アッシュ・グレイ
プレミアムバンダイよりテスタメントガンダムが突然のキット化です。
ストライクのコピーとして製造されたザフトガンダムの12号機であり、連合に奪取されファントムペインで運用、アウトフレームとの戦闘ののち、傭兵カイト・マディガンの手に渡るという数奇な運命を辿った機体です。
本キットはアッシュ・グレイ仕様でマディガン専用銃や十字のマーキングは付属しません。
付属品



- トリケロス改
- ディバインストライカー
- ハンドガン×2
- 交換指パーツ(銃持ち手、武器持ち手、平手各左右)
- サーベル刃×2
- アクションベース用ジョイント
- IWSP用首延長パーツ
- アクションベース

ホイルシールはツインアイのみ

水転写デカールが付属します。
プロポーション


スミ入れのみ施した状態。
他のSEED系MGほど派手なアレンジではありませんが、MGらしく適度にモールドが追加されています。
シールはツインアイのみで色分けは優秀です。
奇抜な武装の印象が強い機体ですが、本体は意外にも正統派なデザインです。

バストアップ。
特に頭部は色分けが優秀で、頬のラインやダクトのブラックもパーツ分割で色分けが再現されています。
頭部は2本の突き出たアンテナが特徴的なデザインですが、ザフト製でありながらアストレイに近い雰囲気もありますね。
中央2本のアンテナはかなり細いので取り扱いには注意が必要です。

胸部ダクトもイエローとブラックで細かく色分けされています。
コックピットは開閉可能、奥にあるので見えませんが、中にはパイロットスーツ姿のアッシュ・グレイのフィギュアがいます。

背中にはストライカーパックのプラグがあり、大抵のストライカーパックには対応できそうです。
スラスターは色分けされていないので気になる場合は塗装が必要です。


MGストライクRM版(チタニウムフィニッシュ)と比較。
GAT系MGの共通フレームが流用されているのでサイズや可動はよく似た感じです。
設定上はストライクのコピーですが外見上の類似点は背面のプラグを除いてはあまりありません。



武装を装備した状態。
トリケロス改は腕全体を覆うほど巨大で一気に悪役というか奇抜な雰囲気になります。
ディバインストライカーを装備した状態でも十分自立できました。
可動範囲

GAT系のフレームが流用されているので全体的によく動きます。

肩は上と前に大きく可動。

開脚はサイドスカートと干渉するため画像程度が限界です。

接地性は優秀です。

スカートは全て独立可動し裏打ちもあるので見栄えがいいです。
股関節はスライドギミックあり。
装備、ギミック


ハンドガンが2丁付属します。
片面に型式番号のモールドがあります。
交換タイプの銃持ち手が左右分あるので安定して保持できます。

ビームサーベルも2本付属。
サーベル刃はMG標準の丸軸タイプでクリアピンクです。

続いてトリケロス改
シールドにクロー、実体剣、ビーム砲が搭載された複合武装です。

両端の黄色のクローは外側に開くように可動。
中央の3つは付け根でボール可動、爪部分も可動するので細かく表情付けができます。

ビーム砲は銃口が開口されています。

両側のカバーは展開が可能。
内側にも細かくモールドが入っています。

内側にはハンドガンをマウントできます。

腕にはジョイントパーツを介して取り付けます。

右腕に取り付けた状態。
腕を覆い隠すほど巨大なのでかなりの存在感があります。


両側のカバーは基部でボール可動、スラスター部分でも外側に動くので腕や肩とに干渉を避けることができ、割と自由に動かせます。

続いてディバインストライカー。
フライトユニットと巨大なクローに変形するストライカーパックです。

裏側にはレールがあり、ここをアームがスライドします。

アームの接続部分は小型なので取り付けられる機体は多そうです。

アームは基部で回転、3つのジョイントでスイングできるのでかなり柔軟に動きます。

フライトモード。
翼を広げ、中央の二つのクローの位置を調整します。

クローとアームの角度はこんな感じ。
特にロックはありませんが今のところ保持は安定しています。

続いてクローモード。
翼を基部で180度回転、中央で折り曲げ、中央2つのクローを展開します。

アームも合わせるとかなりに長さ、大きさになります。

クローの基部にはガトリングがあります。

本体に取り付けた状態。
なんとか支えなしでも保持、自立していますが、ポーズによっては垂れ下がってきます。

アームが柔軟に可動するのでポージングの幅は広く、マガノイクタチのように上方に展開することもできます。

続いてストライカーパックの換装です。
説明書には他のストライカーパックに換装する際には肩関節の黒いカバーを外すよう指示がありましたが、エールストライカーは外さずに取り付けできました。
持っていないので確認できませんが、IWSPやオオトリなどは干渉しそうですね。


エールストライカーを取り付けた状態。
機体色的にもよく似合っています。

ストライクのライフル、シールドも問題なく装備できました。



ソードストライカーを装備した状態。
ソードやランチャーなどの肩の装備は肩アーマーを丸ごとストライクのものに交換します。

シュベルトゲベールの保持にはストライクに付属するピンなしタイプの指パーツを使用します。
元々ソードストライカーは旧MG用のものなのでグリップの形が合わず若干ぐらぐらします。



ビームブーメランもグリップが細いので手の中でぐらぐらします。


当然ディバインストライカーは他のストライカーパック対応機にも装備可能です。
色的には最近発表された中国限定カラーのストライクとか似合いそうですね。
ポージング







まとめ
テスタメント初のキットで立体物がかなりレアな機体なので好きな方はマストバイですね。
GAT系MGの規格なので可動や色分けも優秀です。
トリケロス改やディバインストライカーはギミック豊富でキット単体でも十分遊べますが、ストライカーパックに対応しているのでこれまでに発売されたパックを持っているとさらに楽しめるキットになっています。
マディガン仕様やアウトフレームなど今後の展開にも機体が膨らみます。

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