HG00ガンダムプルトーネ

レビュー
  • 定価:2420円
  • 登場作品:ガンダム00P/00F
  • パイロット:シャル・アクスティカ/フォン・スパーク

ガンダム00P、00Fよりガンダムプルトーネがプレミアムバンダイより完全新規で商品化です。

評価

  • 再現度4.0
  • プレイバリュー3.0
  • 可動範囲4.0
  • おすすめ度4.0

作りは00二期のキットに近く、PC-001が使われておりよく動きます。
コードで可動が制限されるかと思いきや十分な長さがありほとんど可動には影響しません。
外伝機体なのでなかなか複雑な配色ですが色分けの再現度も高いです。
コアファイターの変形は差し替えでの再現ですが、その分構造も単純で扱いやすいです。

付属品

  • GNビームライフル
  • GNシールド
  • サーベル刃(長短各2本)
  • 左右平手
  • コアファイター変形用パーツ

色分け

シールはセンサー類とGNコンデンサーのレンズに加え、アンテナの赤い部分もシールでの再現になります。
プレバンなので色分けには若干不安もあったのですが、本体は上記のアンテナ部分と各部の細かいグレー以外はほぼ再現されています。

プロポーション

ソレスタルビーイング第2世代のガンダムなのでレンズ状のGNコンデンサーはなく、全身に多数のGNバーニアやコードが配置されています。
設定上はガンダムナドレの試作機ですが外見上の共通点は少ないです。

マスクはへの字スリットがある形状です。
頭部のアンテナやクラビカルアンテナはフラッグが目立つのでシャープ化するとカッコよくなりそうです。
アンテナ根本のグレー部分がイエローになっているのでここはちょっと目立ちます。
胸部のコアファイターのキャノピーにあたる部分は濃いグリーンのクリアパーツです。

前腕は左右分割で合わせ目が出ます。

第2世代なので太陽炉はスリースラスタータイプ。
左右のウイングはスイングと展開が可能です。

腰部の大型GNコンデンサーから各部にコードが伸びています。
コードは全て軟質素材で十分な長さがあり、引き出せるようにもなっているため可動にはほぼ影響ありません。

前腕のカバーは展開可能。
グレーの内部パーツもあり見栄えも良好です。

肩にも大型GNバーニアがあり、裏側には肘と腰でつながるコードがあります。
肘につながるコードは前腕の装甲内に出し入れできるようになっています。

サイドアーマーは上下にのみスイング可能です。

脚部は複雑な面構成ですが、ダクトやバーニアまでパーツ分割で色分けされています。

サイドアーマーから膝裏にかけてもコードがありますが、こちらも脚部に出し入れできるようになっています。

可動範囲

PC-001とKPSによる可動で全身よく動きます。

腕、脚は共に水平まで上がります。

肘、膝も二重関節で大きく曲がります。

腰の回転はコードがあるのでぐるっと一周はできませんが十分よく動きます。

腹部にはボールジョイントがあり前後に動きます。

肩は前方への引き出しがあります。

接地は標準的です。

股関節は3軸関節で軸は上下に若干スイングできます。
スカートはフロント、サイドが可動します。

膝立ちも十分可能でした。

装備

ライフルはナドレやラファエルのものに近い形状。
珍しく銃身の下側にセンサーがあります。

左右分割なので合わせ目が出ます。

銃持ち手はなく共通の武器持ち手で保持します。
ストックを前腕のコネクタに接続するので保持は安定しています。

シールドは縦に長いシンプルな形状。
グレー部分までしっかり色分けされています。

裏側もグレーで色分けされており見栄えがいいです。

ジョイントは大きめのボールジョイントになっています。

前腕のコネクタにジョイントパーツを介して接続します。

基部がボールジョイントになっているため回転や角度の調整が可能です。

サーベルのグリップは膝アーマー内に収納されています。

取り出す際には膝アーマーを一旦外した方がやりやすいです。

サーベル刃は平刃タイプで長短各2本ずつ付属します。

コアファイター

コアファイターの分離ギミックは差し替えで再現されています。

胸部からは機首になるコクピットブロックを取り外します。

バックパックからはスラスターとウイング部分を取り外します。

取り外した機種とスラスターをコアファイターのボディに取り付けて完成です。
※GNドライブのレンズはキャノピーと同色のクリアパーツですが、はめ殺しになるため取り付けていません。

底面のはスタンド穴があります。

こちらもアンテナにはフラッグがあるので切り落としてシャープ化すると見栄え良くなりそうです。

差し替え変形なので特に壊れやすい箇所などもなく扱いやすいです。

分離後の本体。
クラビカルアンテナなどはコアファイター側に付くため完全再現にはなりません。

分離後の背面は独自のジョイントなのでバックパックの付け替えなどはできません。

ポージング

まとめ

以上、HG00 ガンダムプルトーネのレビューでした。
突然のキット化には驚きましたが、時間を経てから出ただけのことはあり、可動、色分け共にハイレベルです。
コアファイターは差し替え変形ですが、HGサイズではそのほうが扱いやすいです。
これを機にサダルスードやアブルホールなど他の外伝機体にも続くといいですね。

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