
- 発売日:2020/12/7
- 定価:2420円
- 登場作品:ガンダムビルドダイバーズRE:RISE
- パイロット:仮面の男
評価
ガンダムビルドダイバーズRE:RISEより、異形の右腕を持つ謎の機体、
ガンダムゼルトザームです。
展開してウネウネ動く異形の右腕と巨大な武装が二つもありこれだけでもかなり遊べます。
右腕は左右対象なので左腕にも装備できるようになっており、カスタムにも対応しています。
可動範囲は最近のキットに比べると若干劣りますが、本体部分の色分けは優秀です。
ただ、巨大な武装を持つ割に保持力が心許ないので
軸を太らせるなどして補強してあげると遊びやすくなると思います。
- 再現度
- プレイバリュー
- 可動範囲
- おすすめ度
付属品

- 左平手
- ハイパーデストランス
- シールドバインダー
- ジョイントパーツ
余剰パーツ

ランナーの都合でいくつか余剰パーツが出ます。
色分け

シールはセンサーを補うもののみ。

本体部分の色分けはほぼ再現されていますが、
右腕のパイプやフレームのグレーは塗装が必要です。
プロポーション


ガンダムMk-Ⅲがベースですが、巨大な右腕や左右非対称のアンテナに5つの目と悪魔的なシルエットになっています。
脚部などはMk-Ⅲに装甲を被せたような形状になっています。
Mk-Ⅲ表記のランナーもあったので後にこれをベースにMk-Ⅲが出るかもしれません。

武装を取り付けた状態。

バックパックが重くなりますが、自立は可能です。

頭部は通常のツインアイに加えて追加されたマスクに目が二つ、
アンテナの右側に一つと計5つも目があります。
全てシールで再現ですが、モールドもあります。


バックパックは共通2軸接続。

対応する他キットにも取り付け可能です。


武装二つは付属のジョイントパーツを使っても取り付けできます。
可動範囲
主にポリキャップPC-002による可動ですが、
肩や太ももなどは保持力が非常に弱いので
軸を太らせるなどして補強しないと武装の保持は厳しめです。




首回りは襟が広めで干渉も少ないので広く動きます。

腕は水平まで上がり、開脚は160°ほど。

肘、膝は90°ほど曲がります。
前腕ロールがありガワラ曲げが可能です。

肩のポリキャップは引き出すことができます。

右肘は展開しない状態だと画像程度まで曲がります。

肘のフレームを展開するとさらに曲げることができます。



展開状態だとかなりウネウネ動かすことができます。

指の裏側には肉抜きあり。


親指と小指は軸がつながっていますが、付け根がボールになっているので
軸を切り離せば独立可動にできます。


腹部と腰はボールジョイントで可動。

太ももは3軸関節、股関節は上下にスイングできます。

スカートはフロント、サイドが可動、リアは固定です。

接地性は今ひとつ。
巨大な武装のわりに接地面が小さいので
安定して立たせるのは難しめです。
装備、ギミック

ハイパーデストランスはかなり巨大ですが、
モナカ割なので見た目ほどには重くありません。
本体、グリップ側共に合わせ目が出ます。

グリップは引き出すことができます。

右腕で持つ場合はピンで固定するので保持は安定します。

左手で持つ場合は引き出したグリップをそのまま持たせます。


シールドバインダーは裏側にフォールディングデストランスが収納されています。

接続アーム、砲身、グリップが展開します。

アームは二つのリンクがあり、バックパック側と
シールド側でそれぞれスイングできます。

展開して持たせた状態。


上下には広く動きます。

左右には画像程度まで。

裏側にはビームサーベルを収納できます。

サーベル刃は付属しませんが、他キットから丸軸タイプを流用できます。

スネの装甲が開きキャノンを展開できます。

キャノンは取り外して平手のピンで保持、
MGなどに付属する大きめの丸軸タイプの
サーベル刃を取り付けできます。
ポージング







まとめ
左右非対称の悪魔的なシルエットやウネウネ動く異形の右腕があり
動かしてみると面白いキットです。
さらに巨大な武装が2つ付属するので単体のプレーバリューは高いのですが、
関節の保持力が弱くせっかくの武装を活かし切れないのが惜しいところです、、、
グリグリ動かして遊びたいなら補強は必須です。
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