スマホケースのラップ塗装

How to

今回はiPhoneを新調したついでに100円ショップのスマホケースをラップ塗装してみたのでそのやり方について紹介していきます!

ラップ塗装とは

ラップ塗装とはラップとクリアカラー、メタリックカラーを使って写真のような不規則な模様を塗装する手法です。
一見すると難しそうですが、缶スプレーでも簡単に行うことができるのでやり方を紹介していきます。

用意するもの

今回塗装するのは100円ショップのiphoneケース(クリア)
今回はクリアを生かし使用時に塗膜が傷付かないよう内側を塗装しました。

缶スプレー
Mr.カラー(クリアレッド)
Mr.カラー(ゴールド)
Mr.フィニッシングサーフェイサー(ブラック)

今回は手元にあったもので行いましたが、クリアカラーは好きな色のもので、サフは通常カラーのブラックでも構いません。また、クリアレッド以外のカラーで塗る場合はメタリックにはゴールドではなくシルバーを使います。

マスキングゾル、マスキングテープ
表側に塗料が回るのを防ぐためのマスキングに使用します。

そしてラップ。
今回のキモです。不規則な模様を作るために使用します。

手順

通常のラップ塗装では下地塗装(ブラック)→ラップ塗装(メタリック)→クリアカラーの順で塗装します。
しかし今回はケースの裏側に表側から模様が見えるように塗装するので、逆に
クリアカラー→ラップ塗装→下地塗装の順に塗装していきます。

以下手順です。

まずはマスキング。

ケースのふちの外側にマスキングゾル塗ります。
Mr.ホビーのマスキングゾルは蓋の内側に筆がついているのですぐに塗ることができます。

マスキングゾルが乾燥したらマスキングテープでケースの表側全体を覆います。

次に缶スプレーでクリアカラーを塗装します。
ムラなくきれいに発色するよう薄く吹いては乾燥させて…を3回ほど繰り返します。

クリアカラーが乾燥したら今回のメインであるラップ塗装です。
まずラップを適当に切り出しクシャクシャに丸めます。

丸めたラップにメタリックカラーを吹き付け、塗装面に軽く叩いて模様を付けていきます。

ラップ塗装を施した状態。
ラップの上で塗料が流動しているのでランダムな模様を作ることができます。
下の塗膜を侵したり、模様が擦れないようにラップを垂直に上下させるときれいな模様ができます。

メタリックカラーが乾燥したら最後に下地のブラックを吹きます。

ブラックを吹いて乾燥させた状態。
今回は念のため最後に光沢のトップコートを吹きました。

完成

塗膜が乾燥したらマスキングを剥がして完成です。
ラップのランダムな模様とメタリックカラーとブラックのコントラストがかっこいいです。

iPhoneに装着した状態。
Appleのロゴが見えるよう裏側に円形にカットしたマスキングテープを貼っておきました。

100円ショップのスマホケースは入手しやすく価格も安いので、塗装してオリジナルケースを作ったり、新しい塗装法に挑戦する際の実験台にするのもおすすめです。

以上スマホケースのラップ塗装でした。

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